青いみかんがもう食べられたので弟に乗せてみた。

急なレコーディングが入ったので、少しの間実家に帰ってきている。もう明日には大阪に戻るのだけど、せっかくなのでみかん畑がどうなっているのかちょいと覗きにいくことにした。

みかんの収穫時期は11月の中頃である。山を見ればもう目立つ黄色い粒がいくつも見える。そういえば早世のみかんはもう市場に出回っている。のんびり過ごしているうちにそんな時期になったのである。

畑について、さっそく手の届くところにあった実をもいでみる。

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おお、徐々に黄色い。中身はどうなんだろうか。

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・・・これもしかして、食えんじゃね?

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イケメン「食べてみるお」

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イケメン「んぐ・・・んぐ・・・ごくん」

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イケメン「うま」

青いみかんは確かに甘さとしては物足りない。しかし、はっさくのほどでもない酸味やほのかな渋みが味を彩っていて、これはこれで悪くない味である。むしろ大人テイストということで、紳士たる僕としては実に納得のいく仕上がりを感じる。

余談なのだけど、みかんの位置付けは僕の中では野菜でも果物でもないところにある。あまり他の畑のみかんを食べたことがないのだけど、やはり甘みと酸味、そして渋みが絶妙に折り混ざったその味は、分別し難き故郷の味なんである。

そんなことをしみじみ思いながら家に帰ってくると、弟のちゅわさんが薄暗い部屋の中で穀潰しの妖怪のようにパソコンでアニメを見ていた。この妖怪も来月には貴重なみかん収穫の戦力であるから、それなりに大切にしなければならない。

次の帰省ではいよいよカゴとコンテナを持って畑に繰り出すことになる。既に沢山の予約を頂いているので、その様子はブログやFacebookなどで報告してゆく。楽しみにしておいて頂きたい。

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のせてみた。

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