【自分とイチャイチャする】コンディショニングのためのナイスな睡眠

先日、僕の先生でありセラピストのくみくみさんのラジオ番組の収録があった。恐れ多くも出演のお誘いをいただいた僕は、平身低頭ほふく前進五体投地の面持ちでスタジオに赴いたのだが、恐れ多過ぎて10分ほど遅刻した。謙虚な性格も考えものだ。

収録の現場では「自分とイチャイチャする生き方」についてざくっとお話しをした。のだけど、その際くみくみさんに「この人の肩書きは『セルフ・イチャイチャコンサルタントでっす!w』」としこたまイジられた。ちょうど、いじめっ子が自分で川に突き落としたいじめられっ子を指差して「ビショビショでやーんの!w」と笑っている様子に近い。この肩書きを最初に考えたのはくみくみさんなのだ。

あと、「一度聞いたら忘れないですね」と言ってくださったラジオ局の男性スタッフの方がピンクのジャケット&パンツだった。一度見たら忘れられない。


くみくみさんと並んでポーズをとっている写真

素人ではない感じのふたり。


●「ゆうさくってどんな人?」と思ったら、こちらをどうぞ。
わが愛しのAm〜いわゆるライフブログ〜

●自分とイチャイチャする系の記事はこちら
まとめ:自分とイチャイチャする
前の記事:ナルシストという素晴らしい生き物
次の記事:自分を「活動している自分」と「観察している自分」に分ける


常に一緒にいるからこそのコンディショニング。「繊細に」「継続的に」

健康な体は、あらゆる暮らしの活動の基盤である。それは自分とイチャイチャする上でも欠かせない。高熱にうなされながら愛しい人とイチャイチャすることが難しいというのは、想像しやすいと思う。自分との関係も、全く同じである。

ところが、物理的に別の塊である人と自分の関係とは異なり、自分と自分は物理的にも存在のレベルでも分かち難い。そのため、自分とイチャイチャしながら生きるためのコンディショニングには、繊細かつ継続的な視点が求められる。

コンディショニングの努力は、やればやるほど楽しくなる

コンディションは「整え続けるもの」だ。僕がここで語りたいのは、熱が出たから解熱剤を飲もう的な対処療法ではない。熱を出さないようにあらゆる要素を神経質に排除し続けることでもない。

毎日軽いカラダで気分良く過ごしていたら、結果として熱が出る機会も減るし、出ちゃった時も「しょーがねーやw」って笑えちゃうよね。ということだ。

つまり、毎日軽いカラダで気分良く過ごすことに注意と努力を注ぐのだ。努力すればするほどカラダは軽くなり、気分は良くなる。底高い元気が手に入る。そういう努力は、やればやるほど楽しいものだ。

ナイスなコンディションでいるために、最優先で寝る。早めに寝る。全力で寝る。

僕の経験では、コンディショニングの基本は睡眠である。ライフサイクルは全てが調和して成立しているので、食べ物や運動にも同時に取り組めればそれに越したことはない。今回の記事では「睡眠」にフォーカスして話しを進めるが、できる人はまずご自身で取り組んでみていただきたい。

さて、睡眠に関して、僕が取り組んだ中で最も効果的だと感じたのは、一日の中で最も大切にするタスクを「睡眠」にすることだ。今夜最良の睡眠を取るために、睡眠以外のタスクを調整すると言ってもいい。では、一日の中で睡眠を最も大切なタスクとして扱うにはどうすればいいか。

よく睡眠は「量」と「質」の概念で語られる。僕はそこに「タイミング」の要素も加えたい。その日の自分にとってベストなタイミングに入眠し、十分な量で充分な質の睡眠を取る。素晴らしき睡眠のサイクルを描くのである。

残念だが、あなたにとってベストな「タイミング」「量」「質」を伝えることは、僕にはできない。すぐに実行できるエッセンスをお伝えするので、あなたのライフスタイルに合わせて検討してもらいたい。

ナイスな睡眠のために:①入眠時間を決める

基本だけれど、布団に入る時間を決めてしまうというルールを作るとよい。それを職場への出勤時間や子どもの送り迎えなどと同等か、それ以上に重視して暮らすのだ。周りの人には「私は●時には寝るようにするから」と宣言するとルール感が強まってさらにうグッドである。

入眠の時間は人によってちがう。自分の体のバイオリズムに合わせて調整することが望ましいが、今の仕事や生活のリズムを変えることが難しいなら、その中でベストな入眠時間を選ぶといい。

ちなみに僕は「夜22時には寝るから」と周囲の人々に宣言している。実際に22時に入眠できていることは少ないが、少なくともそのタイミングで周りの人の都合に振り回されることはない。自分の生活は自分で守る。その辺りの主導権は手放さない方がいい。

ナイスな睡眠のために:②後悔を取り戻そうとするのをやめて、素敵なことを思い出すようにする

かつて日々の睡眠に不満を抱えていきていた時、「人はその日に残した後悔を寝る前に取り返そうとする」という言葉を聞いてインパクトを受けた。今でもこれはひとつの真実であるように感じているし、夜の懺悔をやめることは睡眠における最強のテクニックのひとつだと考えている。

ならどうするかというと、夜寝る前のタスクに「今日の自分の素敵だったこと」「今日あったうれしかったこと」を紙に書き出すタスクを入れるとグッドである。時間は10分もあれば十分だ。家族がいる人なら、お互いに報告して毎晩お祝いをするのもおすすめだ。

うまくいかなくてもよろしい

睡眠は大切なタスクだ。豊かな睡眠は心身を力強く支えてくれる。だけどほら、スマブラって超おもしろいじゃん?毎日小一時間くらいやっちゃってるわけよ。うひひ。

満足できる睡眠を取っていないと、自分に申し訳ない気持ちになる。だけれど、申し訳ない時にもゲームをしている時の気分を思い出すと、唸るほど楽しい気分になる。

自分とイチャイチャ生きるというテーマに沿って生きる時、見つめるべきはその時その瞬間の気分である。頭の重さも体のダルさも引き受けて、「マリオの横小ジャンプ攻撃を当てるタイミングがもうすぐ掴めそうなんだよなぁ」なんて盛り上がれたなら、それは素晴らしいことである。


●「ゆうさくってどんな人?」と思ったら、こちらをどうぞ。
わが愛しのAm〜いわゆるライフブログ〜

●自分とイチャイチャする系の記事はこちら
まとめ:自分とイチャイチャする
前の記事:ナルシストという素晴らしい生き物
次の記事:自分を「活動している自分」と「観察している自分」に分ける