モテないギタリスト。モテるギタリスト。モテ過ぎるギタリスト。

ギターを弾けることがモテる要因のひとつであるかのような記事が出回っている。
断言するが、これは偽りである。
ギターが弾ける僕が言うのだから間違いない。

そもそもギターが弾けるというのは、大きな視点で見るとひとつのツールを人よりも上手く扱える、というだけの話しである。
左官職人がコテを上手く使うとか、教師がチョークを上手く投げるとか、オタクがPCを凄まじいスピードでタイプできるとか、そういうことと本質的には変わらない。

ではどうしてオタクの高速ブラインドタッチはモテなくて、ギタリストが高速タッピングをプレイするとモテるのだろうか。
その答えは、オタクとギタリストという言葉の持つイメージにある。

オタクと聞いて、清潔感に満ち、太陽と風を愛し、静かな微笑みを湛えて気さくなジョークでその場を和ませる人物像を思い描く者はいない。
しかしギタリストと聞けば、HIDEやMIYAVIやTAKUYAといったイケメン達が思い浮かぶことが多いだろう。
どこか危険な雰囲気も、良いスパイスだ。
オタクからも危険な雰囲気は感じ取れるが、それはまた別種のものである。
言葉に紐付けられているパブリックイメージこそが、モテそうなイメージの根源なのだ。

話しをギタリストの枠内に戻そう。
ギタリストにも、モテる者とモテない者がいる。
僕などは産まれてから今日まで途方も無くモテ続けている。
あまりに眩し過ぎるため、周りの女性が目も合わせられず、声も掛けられず、一緒にいると不甲斐ない自分に腹が立ててイライラした表情を浮かべるほどだ。

どのギタリストも僕ほどはモテていない。
その証拠に、どのギタリストも女性と気さくに話しをしたりしている。
僕はモテ過ぎるが故に、それが叶わない。
僕個人の悩みは、そこにある。

ギターが弾けるだけでモテるということはない。
下手をしたら、上手くなればなるほどモテなくなる傾向さえある(歯でギターを弾いたら彼女が出来たという話しを聞いたことがない)。
重要なのは、ギターが弾けることではない。
どんな人間がギターを弾いているのか、という部分に尽きる。

この案件について、彼女様に問い合わせてみたことがある。

 

僕「という訳で、多少モテのレベルを落として女の子から声を掛けられるようにしたいんだけど、どうしたらいいだろう?」

彼女様「綾野剛に生まれ変わるまで待ってみたら?」

僕「できたら今世中に実現可能な案でお願いします。」

彼女様「腸とか出してみたら話し掛けられはすると思う。」

僕「できたら今世を引き換えにしないで済む案でお願いします。」

彼女様「覚悟が足りんのとちゃうか。」

僕「もみくちゃにされて、写真を取られて、スキャンダルに満ちた酒池肉林の人生を歩む覚悟なら、もう出来ている!」

彼女様「脳みそもみくちゃなんとちゃうか。ちょっとスライス写真撮ってきてもらえ。」

僕「僕は一体誰に相談をすればいいんだ・・・」

彼女様「少なくとも自分の彼女にする相談じゃない。」

 

モテるのは難しい。

Z322024592

日々労苦。

 

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12/13(土) ワンマンライブ開催決定!

写真 2014-10-19 12 28 01

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不変の真理は変化の真理。

上手く人生の追い風に乗ると、恐ろしいほどスピーディーに周囲の環境が変わることがある。当然新しい環境というのはこれから開拓してゆくべき荒野であるから、困難は付き物だ。しかし、人は人生の中で様々な環境の変化に耐え、それに伴う困難を乗り越えてきているのだ(最も大きな困難を伴う変化は「誕生」次いで困難を伴う変化は「結婚」である)。なんだかんだで時間は止まらない。どのような困難も、そのうちなんとかなるのである。

よく不安に身体を振るわせ、怖れおののくことがある(「彼女様が今から行くと宣言した時」「彼女様がノンアポで突撃してくるかもしれないと想像した時」など)。人が不安になるのは、その先で何が起こるのかが想像できないからだ。故に極端に不安を怖れる人は現在の自分の環境に執着し、安定を得ようとする。

しかし、安定などというものはこの世には存在しない。大手企業に就職したからといって、リストラに合わない、その起業が潰れないという保証は、どこにもない。安定に執着し、同じ仕事を繰り返すような働き方をしている人が、リストラ対象者選出大会において常に新しいことに挑戦し成長を目指す人に勝利することはまずあり得ない。安定を目指すことが、実は最も安定を欠く行為であることに、人は中々気付けないんである。

人の本質は変化にある。個々が変化するのだから、社会も当然変化する。その中で人が安定することができるのは、変化を受け入れた時だけである。少年はいつしか青年となり、女と出会って奴隷となるのだ。いつまでも少年の心を失わないでいることはできかもしれないが、身体は確実におっさんへの一途を辿り、「あなたが居ないと生きていけない」と宣言した女からは生命保険への加入を勧められる。

明(あき)らめることが重要だ。あきらめる、とは、明らかにして見つめる、という意味である。鉄は錆び、野菜は腐り、女は太る。そういう風に出来ているのだ。それを、「変化が怖い」「変化したくない」と駄々をこねるのは、サッカーの試合で手が使えないからイヤだと文句を言うようなものだ。今世はサッカーの人生なのだから、そこは明らめて足を使うことに一生懸命になればいいのだ。

とは言ったものの、人の変化とは粛々として、目に見える大きな変化などは滅多に起こるものではない。職場が変わる、役職が変わる、住まいが変わる、家族の構成が変わる・・・そういった大きな変化は、やはり節目節目でやってくるものだ。節目と節目の間の変化は、見落とし勝ちだ。

それでも、髪は伸び垢はこぼれ屁をこくのが人間である。昨日のあなたはもういない。明日のあなたはまだいない。僕たちには、今この瞬間しか存在しない。歌うたいは同じ曲を何度もうたう。しかし、『同じ歌は一度として歌っていないのだ』。場により体調により人により、必ず何かが違っている。それを楽しむのが、ライブを楽しむということだ。

先日彼女様が転職を決めた。転職が頭に浮かんでからの行動があまりに早く、不可解なことに周囲から引く手数多であったのだ(ヤツを野放しにしてはいけないという人類共通の危機管理能力が発動したのかもしれない)。そんな追い風の中でも環境が変化することに若干の不安を抱えているようであったので、僕は上述の話しを威厳をたっぷりと纏って説いた。

 

僕「だから、安定なんかないんだよ。変化が人の本質なんだ。」

彼女様「分かった、じゃあ、お前がもっと儲けて私が綾野剛を愛人にできるくらいリッチに変化したらええんやな。」

僕「他人を変化させることはできないよ。いつだって変化は自分に起こすものさ。ところで綾野剛を君の愛人にすることができたら、僕は綾瀬はるかを愛人にしてもいいのかい?」

彼女様「ふざけんなお前鈍器でメッタ刺しにするぞ。」

僕「鈍器は刺すものじゃありません。いやしかしそれじゃフェアじゃない。君が美男子とイチャイチャするのなら、僕も美女をウハウハしたい。」

彼女様「別にそんなことせーへん」

僕「じゃあ何をするって言うんだい。」

彼女様「向井理くんを呼び出させて狭い部屋に2人を押し込んで催淫ガス的なものを流し込んでそれを各所に配置したカメラでじーーーーーっとこう」

僕「はいはいバルスバルス」

 

人を変化させることは、どうして出来ないのだろう。

 

鍼2001

「変化」で検索を掛けたらこんな画像がヒットした。この時代の変化には、タヴィンチも苦笑いを禁じ得まい。

 

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今月の試聴曲はカヴァー曲、「アンパンマンたいそう」。

→「らしくないwww」
→「全然フィットしてないwww」
→「全身ムズ痒いwwwww」

と、面白おかしい声が続々と届いています。


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3倍になるコート。

目立つことを怖れる人がいる。出る杭は打たれるというように、並列無個性無突出が日本の基本概念だ。大人たちが認める良い個性とは、自分たちの経験観の中でしか認められない。早々と粛清されるか、ネチネチを非難を浴びせかける程度のことしかできないのだ。

それで良いわけがない。かつてテレビ画面やパソコン画面に食いついて非難を背中に浴びていた人たちが、プログラマのような日がな画面を睨みつけるような職業人として社会を支えているのだ。未来は経験の外からやってくる。過去からの伝承で受け取るべきなのは、愛と真理に基づくものだけだ。

その上で、僕は言いたい。人はもっと目立つべきだ。真面目に良いものを提供している人ほど、その良いものの上に胡座をかいて、「黙っていてもいいものは伝わる」と思い込んでいる。それは勘違いなんである。どんな良いものも、看板を建て狼煙を上げ声に出さなければ、知られもしないし伝わりもしないんである。

目立たずジックリの時代は終わった。今は、目立ってガッチリの時代である。非難を怖れてはいけない。それらは決して、僕らの人生をひん曲げるようなエネルギーを持っちゃいない。少なくともノーベル平和賞を受け取った少女のように、エゴの塊のような連中から命を狙われることは無いのだ。

僕は昨日買ったこのコートで女子の熱い眼差しと男子の羨望を一挙に集め、今年の冬を通常の3倍の目立ちぶりで駆け抜ける。ほぉら、イケメンが通るよほぉら。

そんなことを言っていたら彼女様に蹴り飛ばされた。嫉妬は見苦しいと伝えたところ、赤いコートが視界に入るとチカチカして目障りだという。

 

彼女様「それ以上胡散臭くなってどうするの」

僕「えっ」

彼女様「えっ」

僕「…」

彼女様「…胡散臭いよ?」

僕「えっ」

彼女様「えっ」

 

今年の冬は3倍胡散臭い。

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人知を越えたプリン戦線。

東京への出向から帰ってくると、大阪の事務所の冷蔵庫に買った覚えの無いプッチンプリンが入っていた。いつも頑張っている僕に神様がご褒美をくれたのかと思い感謝の祈りを捧げていると、彼女様からプッチンプリンはもう見つけたかというメッセージが届いた。

感謝の祈りが、一瞬にして恐怖の疑心へと変貌した。過去プッチンプリンは彼女様にとって、略奪の対象でしかなかったはずだ。冷蔵庫に入っているという理由だけでプリンを補食していくその様は、さながら目的もなく人類を補食する進撃の巨人である。

僕は戦慄しつつ、プッチンプリンに手を掛けた。通常サイズの3個パック。よくスーパーなどで見るプッチンプリンそのものである。しかし、これが本当にプッチンプリンなのかという確信が持てない点である。

どう見ても一件普通のプッチンプリンであるが、シュレディンガーの法則に習えば、これを開け実際に食し人体に有害でないことが分かるまで、目の前にあるプッチンプリンが間違いなくプッチンプリンんであるとは断言できない。以下に、どのような可能性があるのかをまとめる。

 

可能性①【毒物が混入されている】

一時期コンビニやスーパーの紙パック飲料やペットボトル飲料に毒物が混入されるという事件が頻発したが、それに習い注射器のようなものでプッチンプリンの中に致死性の毒物が仕込まれている可能性がある。

また致死性でなくとも、馬車馬のように働きたくなる薬や、彼女様が絶世の美女に見え、生涯奴隷的従属を誓う薬、あるいはその両方が混入されている可能性もあるから油断ならない。

結局のところ、食べてみなければ分からない。

 

可能性②【幻を見ている】

遠方への遠征は大変に体力を消耗する。それは今回も例外ではなく、僕は這々の体で大阪へと帰ってきた。しかしこれは僕の見ている夢で、実際の僕はまだ新幹線の中で意識不明の昏睡状態に陥っているというケースが考えられる。

夢の中であるから、彼女様のキャラクターに対して僕の希望的な要素が組み込まれ、疲れて帰ってくる恋人に思いやりのプッチンプリンを捧げるという理想的女子の幻想を生み出したのかもしれない。書いていて涙が止まらない。

しかし、優しい恋人が欲しいという希望以上に、攻撃的な恋人が怖いという絶望が僕の心を支配していることもまた事実である。夢の中故に、あらゆる可能性(「スプーンを入れた瞬間に爆発する」「フタを開けると髪の毛のようなものが飛び出してきて締め上げられる」「中から現れたプリンの化け物に食べられる」など)が存在し、何が起こるか分からない。

結局のところ、食べてみなければ分からない。

 

戦々恐々としつつ様々な可能性を検討していると、彼女様から追い打ちのメッセ—ジが届いた。

「美味かったか?」

万事休すである。もはや僕にはどのようなリスクを負っていようが、このプッチンプリンを食べる他の選択肢が無い。意を決してプリンを口にすると、圧倒的に柔らかく破滅的に甘いいつものプッチンプリンの香りが口の中いっぱいに広がった。

披露の頂点にあった僕は、これが人格者としての生涯最後の食事になっても構わないくらいの気持ちでプッチンプリンを食べ切った。

「おいしかったよ、ありがとう。」

うっすらと涙を流しながら返信を打つと、即座に彼女様から返事がきた。

「お、よかった。」

何だコレは、やはり夢なのか。イタリアのマフィアはこれから殺す相手に花束をプレゼントするのだというが、つまりそういうことなのか。もはや命も諦めされるがままの体勢に入った僕は、次に届いたメッセージに目を見張った。

「うち、プッチンプリン好きじゃないからさぁ」

その言葉が真実なら、今まで幾度も繰り返されてきた略奪の歴史は一体何だったのか。失われたプッチンプリン達の哀切が響き渡る中、僕は意識を失った。この世には人類の理解を越えたことが沢山ある。それは想像している以上に、僕たちの身近に潜んでいるのかもしれない。

写真 2014-09-19 10 41 48

 

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にんにくホルモン焼き詰めささみカツ定食の脅威。

大阪に拠点を移動したことを受けて、今後の活動の指針について大いに考えていたら、突然ひらめいた。

「ささみカツ定食を食べよう。」

自転車に乗って大阪を放浪していたところ、なんば食堂という定食屋の看板に、ささみカツ定食の文字が踊っていたのである。ささみもカツも僕の大好物だ。そのふたつが折り重なっているのだから、それはもう仮面ライダーVSウルトラマンのようなものである。おお、それは不安である。

しばらく観察していると、それが『ささみとカツが盛られた定食』ではなく、『ささみをカツにした定食』であるのではないかという疑問が沸いてきたが、既にささみカツ定食を注文した後のことであった。核心的な疑問は、常に行動の後から付いてくる。僕が行動するイケメンである証拠といえる。取り返しが付かないことを除き、問題はない。

ぼんやりと口を開けて待っていると、信じられない量のささみカツが運ばれてきた。正面に座っていた彼女があまりの量に顔を引きつらせる。彼女はにんにくホルモン焼き定食を頼んだのだ。自らがこれからにんにく臭い女になろうとしていることに気付いたのだろう。にんにくの臭いが漂ってきたら逃げ出せばいいから、とりあえず僕にとっては有益であると心で伝える。

ごはんと味噌汁はセルフサービスであるということだった。必要な分だけよそって帰ってくると、彼女のにんにくホルモン焼き定食がテーブルにやってきていた。目に染むほどのにんにくの香りの向こうに、スネを打たれた弁慶のような顔の女が座っていた。何かフォローをしろ、という雰囲気がすごかったので、僕は優しい目(当社比)をしてこう囁いた。

「よく似合っているよ。」

気が動転していたとはいえ、よく命があったと思う。

ささみカツ定食の量は、膨大を極めた。食べても食べても無くならないのだ。最近食事量が減っているのに体重が増加の一途を辿っている僕としては、この量の揚げ物は、いくら中身が鶏であれ、精神的にくるものがある。美味いから、なおのこと不安である。すると2杯目のごはんと味噌汁をよそってきたにんにく女がこう言った。

「ここの料理、余ったら持ち帰りできるらしいで」

画期的である。確かに炊飯器の隣りにはスーパーの総菜売り場によく置かれているプラスチックタッパーが置かれていて、「食べ切れなかった料理はお持ち帰りください」と書かれた張り紙がされている。定食の代金が850円とあり、少々高いのではないかと出し渋っていたが、これほどまでのサービスをしてくれるのならと、惜しみなく代金を支払う気になった。

盛られていた半分ほどを食べたところで、僕はタッパーにささみカツを詰め込み始めた。これで翌日の昼食と、うまくいけば夕食が浮く。850円で3食を維持できるのだから、一食あたりのコストは300円以下である。素晴らしいと唸りをあげつつ、にんにく臭い女に距離を置き、事務所へと帰った。

翌日、強烈な臭いで目が覚めた。臭い。何事かと臭いの元を辿ったところ、冷蔵庫の中に入れたプラスチックタッパーから、大量のにんにくホルモン焼きが発見された。先日の定食屋で、彼女がどさくさに紛れて僕のささみカツの隙間という隙間に、にんにくまみれのホルモン焼きを詰め込んでいたのである。僕は勇気を出して、彼女にクレームを出すことにした。

「ちょっと、うちの事務所がにんにくの香りに包まれてるんだけど。

「おお、臭い臭い。近寄らんといてんか。」

「なんだと。君だって相当に臭いじゃないか。」

「これからにんにく臭が抜けていく美女と、これからにんにく臭くなる肥満男。どっちの方が価値あるかっちゅー話しやな。」

当面の活動方針など、どうでもいいように思われた。

写真 2014-09-02 21 13 51

 

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山本優作ワンマンライブ〜Stand & Fight〜

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■会場
bar yay a ebisu
東京都渋谷区恵比寿1-12-7三恵ビル3階
http://ameblo.jp/keiichi-kukita/
■日時
2014年9月14日(日)
19:00 open
19:30 start
21:30 end
■ゲスト出演
柴田ヒロキ(Vo.Gt)
http://ameblo.jp/shibata-hiroki/
■料金
予約3000円/当日3500円
※どちらも1ドリンクついてます。
※お客様は15名限定とさせて頂きます。
■ご予約は
accr.mail@gmail.com
まで、お名前とご予約人数をご記入の上、ご連絡ください。

 

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果たしてこの世は見えている通りの世界なのかという疑問と洗脳の進捗状況。

あらゆる物事は、人間の認知の中においてのみ存在する。

計器の発達を待つまで赤外線や紫外線は存在するものではなかったし、深海の生物群や細胞同士の結合と伝達は想像もされていなかった。世の中には未知が存在するという共通認識が高まった現在でさえ、自宅のマーチを見て車というものを認識した少年がその場でBMWやベンツの存在を知り得ないように、我々は永遠の無知の底を泳いでいる。

無知の底で、僕たちはしばしば勘違いが起こす。例えば、時間である。

時間とは何か、ということを考えた時に、それは自分が感じたことを感覚的に順番に並べたもの、と定義できる。

 

①プッチンプリンを買ってくる。

②プッチンプリンを冷蔵庫に入れておく

③プッチンプリンが彼女に略奪される

 

ということは、僕の知覚上この順番で起こっているから、そこには時間という概念が生まれる。順を追って悲しいのである。

ところが、例えば僕の左脳がその活動を停止したとしよう。左脳は物事をロジカルに分別する役割りをもっている。例えば、『彼女』という線の組み合わせのパターンを見て一瞬で

「恐ろしいもの」

という連想ができるのは、左脳がただの線の組み合わせに、そういった意味の記憶を紐付けしているからである。ちょうど、きれいに整理しておいた冷蔵庫の中が荒れに荒れ、レタスの死角に隠してあったプリンが失われていた時に、それがある人間による犯行であると確信するようなものだ。「このパターンの時はこう」という、そういう仕組みが頭の中に出来ているのである。

話しを元に戻そう。僕の左脳が活動を停止すると、僕は物事を順番に並べて認知する機能を失うから、

 

・プッチンプリンを買ってくる。

・プッチンプリンを冷蔵庫に入れておく

・プッチンプリンが彼女に略奪される

 

という出来事が同時に起こっていると感じる。プッチンプリンは、買うと同時に略奪されているのである。悲しいにも程がある。

これは、人間の生態機能上、異常である。しかし、考えてみてもらいたい。我々は海外のニュースを見るとき、テレビのフレームの外の出来事をどれほど認知できるだろうか。

僕たちは自分たちの居る場所を全てだと思っている。自分たちの感じるものを、それが真実だと信じている。

自分には過去と現在と未来があるということを疑わず、自分の身体が世界から独立した個体であることを疑わず、『彼氏』とは『彼女』の為に牛馬の如く働き恩恵を与え続けるものだと信じて疑わない。

しかし、である。仮に僕たちが狭い井戸の底で感覚というフィルターを通して偏った認識に生きているのなら、どうしてそんなことになっているのだろうか、という疑問が生まれる。

例えば仏教の釈迦などは、「人生は苦であるから、それを堪能し尽くしなさい」という風なことを言っている。偏った認識をして、偏った解釈をするように生まれたのだから、その中で楽しく幸せになろうではないか、ということであると僕は考えている。

先日、僕が買ってきたプッチンプリンが略奪されている場面に出くわした時、僕は「僕の彼女がプッチンプリンを食べて喜んでいるのだから、幸せなことではないか」と自分に言い聞かせるように努め、これに成功した。

 

「プッチンプリン甘過ぎるわ」

 

と言う彼女に今度は駅前の手作りプリンの購入を命令され、「僕の彼女が自分を楽しませることに真っすぐなのだから、幸せなことではないか」と言い聞かせるように努めた。

洗脳は着実に進行している。

gs02jp012

バァァァァンッ

 

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山本優作ワンマンライブ〜Stand & Fight〜

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■日時
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21:30 end
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http://ameblo.jp/shibata-hiroki/
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事務所兼住居の取得とその弊害。

9月のワンマンに向け、楽曲の詰め込みやリハの繰り返し、その前後のスケジュールの準備などで、だんだんと忙しくなってきた。中でも手間が掛かっているのが、9月から契約することにした大阪の事務所兼住居となるワンルームのアパートである。

実は現在の時点で既に契約書と必要書類を仲介会社に送るだけ、という状態で、審査等は終わっている。問題なのはむしろ、賃貸契約後の部屋の作り込みである。

3DK駅徒歩15分風呂無しの長屋を契約するのだと大喜びしていたら、

 

「実用性と機動性を重視しつつスモールスタートを決めなさい」

 

と複数の先輩方から袋叩きにしていただいたため、その部屋を契約するに至った次第である。ワンルームなど学生時代の寮以来であるから、少しワクワクしている。

とはいってもその部屋には比較的大きなロフトが付いているから、実質的に使用できる平米数は通常の6畳ワンルームよりも遥かに広い。そこを寝所にすれば、床の上は全て事務所使用にできるというところが、今回の決定を大きく後押しすることとなった。

最寄りの駅から徒歩4分。スーパーや演奏ができるお店も近くにあり、なによりこの先数年かけて新大阪と直通する線が建設中ということで、大変に期待の持てる物件である。

しかし、問題も残る。それは、彼女の家に近いということだ。当ブログを昔から読んでくれている方ならご存知かと思うが、我々は20歳のころからおよそ8年間と大阪千葉間の遠距離でやってきた。付き合いが始まって2週間で遠距離になったものだから、住まいが近所というのだ一体どのような生活になるのか、よく分からないのである。

 

僕「何か、正直どうしていいのか分からないよね」

彼女「とりあえず何か殴りたくなったら行くわ」

僕「テロはやめてください。一応、職場だからさ。職場に殴り込んでくるとか、ビートたけしか君は。」

彼女「じゃあ何、ゴハンとか作りにいくの?そんな恋人みたいなことするの?」

僕「千葉にいた頃も一応ディズニーとかスカイツリーとか行ったじゃない。恋人っぽいこともしたじゃない。何で今更嫌悪感抱いちゃうの。」

彼女「そんなしょっちゅう会って一体何を話せばいいのやら・・・」

僕「偉い人も歌ってるじゃないか。見つめ合うと素直にお喋りできないって。」

彼女「2秒で殴りたくなるもんな」

僕「どうして君の攻撃中枢はそんなに活発なんだい。」

彼女「これが私たちの愛の結晶・・・」

僕「誰か助けてください」

 

安らぎの日々は遠い。

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山本優作ワンマンライブ〜Stand & Fight〜

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イケメン(洗脳済)の前向きな人生観と被支配。

人は生きていると、「苦しくて辛いことも歯を食いしばって耐えなければならない」という思い込みを抱くことがある。

ちょうど、女性が男性の恋人に対し、「この男は私に金銭的かつ肉体的かつ精神的に尽くし、生殺与奪の顕現を全て差し出さねばならない」という思い込みを抱くことに似ている。悲しいのは、女性の思い込みが年月をかけ、男性を「私は金銭的かつ肉体的かつ精神的にこの女性に支配され、生殺与奪の顕現全てを差し出さねばならない」と洗脳し尽くすことだ。

しかし、果たしてそうだろうか。女性が男性を支配する関係性に関する考察は置いておくとして、本当に人は生きる上でわざわざ苦しく辛いことを選び、それに耐える必要があるとは、どうしても思えないのである。

例えば、生きる苦しみの代名詞、『仕事』はどうか。

人はよく働きたくないと言い、その日の仕事を休む口実を考え、どのようにすれば少ない労力提供で給料を得られるかを考える。しかし、どれほど働きたくないと言っても、仕事を上手く休んでも、サボった挙げ句に汗水垂らしている者と同額の給料を手に入れても、仕事は楽にならない。

本当に仕事を楽にするには、仕事に一生懸命になればいいのである
。次の営業先のお客の人柄や話題の好き好みを調査し、仕事に関する進展や思い付く限りの感謝を添え、努めて明るい笑顔と口調で話せばいいのだ。

初めは演技でもいい。しかし、これだけの人間的な相情表現を受けて、嫌な気持ちになる人はいない。お客は自然と笑顔になり、あなたに心を開き、友人となり、あなたのために良い結果を持ってくる。

その結果、あなたもお客とのコミュニケーションが楽しみになるし、次の営業先に向かうモチベーションにも繋がる。喜ばれるコツが少しずつ掴めてくるし、感謝の言葉が自然になってくるし、気が付くと笑っているようになる。

社会の体質や会社の仕組みは変えられないが、あなたとあなたの周りの人たちの関係性は変えられる。あなたが変えればいいのだ。あなたが変わればいいのだ。

そうだ、自分が変わることで、世界は変わるのだ。世界そのものが変わるのではなく、世界の見え方が変わるのである。この原理を応用すれば、僕の人生のテーマである、彼女からの人権の取り返しも可能かもしれない。

出張で大阪に出ていた僕は、意を決し腹を括り、並々ならぬ覚悟でもって彼女の家の玄関んを開けた。

 

「おう」

 

という低い声に招き入れられる。心拍数が上がり、肌が泡立つ。確認はしていないが、白髪も多少増えているだろう。ビルから飛び降りる覚悟で靴を脱ぎ揃え、首をくくられる覚悟で階段を上り、電流に晒される覚悟でドアを開ける。まずは、笑顔だ。その後、気さくなジョークだ。大丈夫。やれる、君なら大丈夫だ優作ちゃん。

 

「こんにちは。おぎ・・・邪魔します。これ、おみ、お、おっ、土産です。よろしくお願いします。」

 

カントリーマァムを差し出しつつ、自然な笑顔で挨拶を済ませる。顔面中の筋肉という筋肉がフル稼働しているのを感じる。気さくなジョークは披露できなかったが、進捗は上々だ。

 

「プリンがいい。」

「はいっ。すいませんっ。今買ってきますっ。」

 

先方の要求にも即座に対応し、僕は今きた道を全速力で走ってさっきカントリーマァムを買ったコンビニに舞い戻った。ひとりでいると、心と身体が軽い。このことに気付かせてくれた彼女に感謝せねばなるまい。

買ってきたプッチンプリンを彼女に差し出すと、ようやく座ることを許された。一口食べて

 

「なんか違う」

 

と言われる可能性は捨て切れないから、最後まで気を緩める訳にはいかない。が、彼女は無言である。大いなる進歩だ。全国の恋人との生活に心を削る軽薄なる同志達と抱き合い祝福したい。

目を閉じ、神に今日の無事を感謝している時にふと気が付いた。

たぶん、僕は何か間違っている。

写真 2014-08-22 13 02 28

 

Information

山本優作ワンマンライブ〜Stand & Fight〜

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■会場
bar yay a ebisu
東京都渋谷区恵比寿1-12-7三恵ビル3階
http://ameblo.jp/keiichi-kukita/
■日時
2014年9月14日(日)
19:00 open
19:30 start
21:30 end
■ゲスト出演
柴田ヒロキ(Vo.Gt)
http://ameblo.jp/shibata-hiroki/
■料金
予約3000円/当日3500円
※どちらも1ドリンクついてます。
※お客様は15名限定とさせて頂きます。
■ご予約は
accr.mail@gmail.com
まで、お名前とご予約人数をご記入の上、ご連絡ください。

 

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新しい習慣の身につけ方。

色々な本を読んでいると、世の中の成功者と呼ばれる人には成功者たりえる習慣があると書かれている。
彼女からの電話がある度に動機、息切れ、目眩いなどが生じる習慣のある男が成功したという記述はまだ見つかっていないので、不安ばかりがつのる。

習慣というのは実に厄介である。
例えば楽器の練習をしなければならないミュージシャンの卵が仕事から帰ってくるなりテレビをつけてしまう、これが習慣である。
よくテレビを見ながらギターを弾いて・・・などと偉そうに述べている者がいるが、テレビを見ずにギターを弾いた方がよっぽど上手くなるに決まっているのだから、そんな習慣は無いほうが良い。

しかし、既に習慣化したものに新しい習慣を重ねる事は、容易ではない。
習慣とは、無意識であるからだ。
自宅に帰ってきてテレビをつけるためにチャンネルに手を伸ばすのは、無意識な行為なんである。最初の段階として、まず

 

「今僕はテレビをつけようとしているぞ」

 

ということに気付かなければならない。ようやくここから意思の戦いが始まるのだ。

しかし、意思の戦いが始まっても、それに勝利できるとは限らない。
テレビを見ること自体が自分の夢や目標に何の利点も無いことを理解してなお、その日の番組の内容が気になって仕方が無いのである。
ちょうど、僕が彼女からの電話を受けても恐怖に負けないように、

 

「どうせ怒られる時は視界に入ったというだけでも怒られるのだから」

 

と開き直ろうという意思を動かしても、やはりドキドキしてしまうのに似ている。

そして仮に意思の戦いに勝利しても、それでその行為が習慣化するのかというと、そうではない。
家に帰ってきてテレビをつける習慣は、何ヶ月何年という生活の中で体に刻まれているものである。
たった一度や二度うまく退けたからといって、簡単に上書きができるものではない。
少なくとも数週間は、意思との戦いが待ち受けている。

人は自分の行為を肯定したがるものである。
自分は正しい。
余計なことなど言われたくない。
そういった感情が働くと、日ごろの習慣を変えることなど絶対に不可能である。
大切なことは、無意識で行っていようが意識的に行っていようが、行動はすべて行動という点で同一であり、どちらが正しい正しくないという判断は余計であると知ることだ。

僕たちは家に帰ってテレビの前に転がり込んでもいいし、楽器を抱えて必死の練習を繰り広げてもいいんである。
今一度問いただすべきなのは、本当に自分の意思でその行動を選択しているのか、ということだ。
僕がテレビを見たくて見るのなら、それはそれでいい。
なんとなくテレビをつけてしまうことで、『どちらでもいい』という選択を破棄し、人生の主体性を手放しているところに、問題の本質が在るのだ。

こんなことを考えていたらiPhoneが震え始めた。
電話元は彼女だ。
僕もiPhoneに負けじと震える。
しかし僕は今自らの意思と戦うことを選んだのだ。
もはやただ震えているだけのイケメンではない。
この情けない習慣に、強く凛々しく逞しい本当の僕という習慣を上書きするのである。
僕ははちきれんばかりに胸を打つ鼓動を押さえ込み、勇気を振り絞って電話に出た。

 

僕「んもっ・・・っしもし」

彼女「あ、間違えた(ブツッ)」

 

大型犬に威嚇をする子カマキリななった気持ちである。
しかし、結果はどうあれ厄災は去った。
自らの勇気を讃え、胸をなで下ろしていると、彼女からLINEのメッセージが届いた。

 

彼女「この前代払いしたあんたが東京に行った時のバス代、まだ払ってもらってないよな」

 

借金の返済をスルーする習慣を、さらに高次に引き上げる必要がありそうだ。

 

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新京極のカフェで食べたウサギさんドーナツ。
こういうものを毎日食べる習慣なら、いつでも身に付ける準備がある。

 

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鍵の取り扱いにおける注意事項。

千葉に住んでいたころ僕は、5本の鍵を持ち歩いていた。
自転車の鍵が1本、盗まれたバイクの鍵が1本、どこのものか不明な鍵が2本、自宅の部屋の鍵が1本だ。
この中で最も重要度が高いのは自宅の鍵である。
これが無ければ家に鍵を掛けられず、空き巣や訪問販売や突然訪問してくる彼女といった不安の三柱を閉め出すことができない。

ところがある日、この三柱の中でも最も大きな柱が排除できなくなった。
彼女が部屋のスペアキーを作って渡せと言い出したのである。
僕のいいところは従順なところであるから、早速街の鍵屋に行って部屋のスペアキーを作ってもらった。
それを彼女に渡すと、

 

「これでいつでも来れるな」

 

と言って片口で笑った。

鍵というのは素晴らしい発明である。
小さな鉄の塊ひとつで敵を自宅から閉め出すことができる。
しかし欠点もある。
自宅の中にいる敵を閉め出すことができない。
もし上手く鍵をしめることができても、持っているスペアキーでもって鍵を開けて入ってくるのだ。
強大なモンスターが閉じた扉をたたき壊して侵入してくるのと結果は同じである。

ある日僕が仕事から帰ってくると、翌日から来る予定であった彼女が1日フライングでやって来ていた。
僕は戦慄した。
万が一僕に美人で優しくおしとやかな愛人がいて、「明日から怖い人が来るから今日はちょっと多めに甘えちゃうぞぉ」などと言いつつ帰ってきていたら、死人が出ていたところだ(死ぬのは僕だ)。
自分に美人んで優しくおしとやかな愛人がいなかったことに胸を撫で下ろしていると(知人まで輪を広げて調べてみても見つからなかった)、部屋の奥にいた彼女が買い置きしていたポテトチップスを食べながら喉が渇いたと主張した。
この分では冷蔵庫の中においてあったプリンも無事ではあるまいと覚悟を決めたものだ。
鍵の取り扱いには、充分注意すべきだ。

 

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今持っている唯一の鍵。机の鍵なんだけど、その引き出しは空っぽである。

 

Information

今後のライブ予定。

《ハウスライブ》

・毎月第4月曜
※次回の開催は7/28
→大阪南森町「D45」
http://d45.biz
→20時〜30分間
→お席代500円+何かしらオーダー

・奇数月第2土曜日
※次回の開催は9/13
→和歌山市「AbbeyRoad」
http://www.abbeyroad.jp/main.html
→21時〜20分ステージを3〜4回
→お席代500円+何かしらオーダー

 

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