■まとめページ
わが愛しのAm~いわゆるライフブログ~
≪前の記事
P.25:美少年殺しに憧れて(2018/08/13)
次の記事≫
P.27:顔の拭き方が変(2018/08/15)
海とか、水とか、そういうものにまつわる思い出いろいろ。
見ず知らずのケツ
みなと保育所には小さなプールがあって、もちろんみんな水着を着て入るのだけど、何かの拍子に裸で入るような機会もあって。たぶん僕も素ッ裸で。だったと思うのだけど、水面にぷかりと浮かんだ何者かの青いケツを、30年以上経った今も何故だか思い出せます。頭を水に入れられるやつはヒーローだったなあ。
甲羅の水族館
和歌山の市内の方に、小さな水族館がある。特に目玉になるような生き物やショーなどはないのだけど、入場口を入ったところに掛かっている海亀の甲羅が印象的だ。どんな生き物が展示されていたのか、なんて覚えていないけれど、帰りに前を歩く母に飛びついた拍子に胸を掴んで怒られたことがかる。普通に甘えていただけだったので、なんだかショックだった。
くじらの水族館
今でも鯨が大好きだ。あらゆる場面において、生き物としてのスケールが大きすぎる。その大きさに感動し、畏怖した原体験はいくつかあるのだけど、ひとつは間違いなく和歌山県の太地町というところにある「くじらの博物館」だ。
天井から吊るされた巨大な骨格模型、ホルマリンに漬けられた眼球、かつて先人たちが描いた漁の風景、エトセトラエトセトラ….あらゆる展示物が圧倒的なサイズ比で迫って来るそれらに、幼き日の僕は心底震えたのだった。
ピノキオのマッコウクジラ
70〜80年代に子どもだった世界中の人々のトラウマになっているのではないかと思うけれど、ピノキオに出てくるマッコウクジラ怖すぎねえ?
実際のマッコウクジラはあんなに口が大きくないし、頭の中は脂が入ってるだけだから岩の小島を壊せるような強度もないし、そもそも悪意なんてものとは程遠い生き物なのだけど、おチビ時代の僕はその生き生きとした描写にすっかりやられてしまって、ずっとマッコウクジラのことを怖がっていたものだった。
ブーメラン生物
現代の海の生き物も大好きだが、古代の海の生き物はもっと好きだ。特に白亜紀の海竜たちや、デボン紀の化け物のような魚類には心踊る。甲殻類の連中も、神様の落書きっぽくていいっすよね。
おチビ時代、我が家の本棚には子供向けの百科事典がどどどーんと並んでいたのだけど、僕のお気に入りはずばり「古代の生き物たち」の巻だった。科学や地理といった巻には目もくれず、ひたすら今は亡き者共のイラストに心奪われていたものだ。そういえばこの辞典だと、ティラノサウルスはまだゴジラ立ちをしてたんだよなあ。
その辞典の中でも特に僕の心を掴んで離さなかったのが、ディプロカウルスという両生類である。あれ、は虫類だったかな。まあどっちでもいいや。こいつは3億年くらい前に北米の辺りに生息していた生き物で、ブーメランのような形をした頭が特徴的である。こんな想像を超えたキモチワルイ連中が万が一生き残っていて、うちの隣りの小川の底で今日も息を潜めていたら・・・なんて想像しながら、縮み上がる遊びをよくしておりました。
これこれ。最高にキモい。イイ。
■まとめページ
わが愛しのAm~いわゆるライフブログ~
≪前の記事
P.25:美少年殺しに憧れて(2018/08/13)
次の記事≫
P.27:顔の拭き方が変(2018/08/15)