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ほんのちょっとだけ覚えてる、胸を張って覚えているとは言えない、それでいて語れないわけではないような細かい思い出。
最古の工作
大きな厚紙をみんなで持ち上げて、その上に色々な色の絵の具を付けたビー玉をたくさん転がす。ガラガラゴロゴロと転がるビー玉を見るのは楽しいけれど、転がし過ぎてはいけない。ほどほとの余白を残して厚紙を下ろすと、赤や青や黄色や緑の線が幾何学的に折り重なった不思議な柄が残る。これを乾かして、適度の大きさに切り分け折り込みノリで固めて、小物入れにした。たぶん探せば実家の押入れにまだあるのではないか。保育所時代の、わが最古の工作である。
くじら組さんの実力
通っていた保育所のいちばん年上のクラスは「くじら組」だった。3〜4歳ごろの子どもは1年違うと体のサイズがぜんぜん違うから、ものすごく体の大きな人たちがいるところだと思っていた。
ある時「くじら組」さんが、われら「かつお組」をご招待してくれるというイベントがあった。教室に入ってみると、そこにはダンボールをつないで作った迷路のようなものがあって、くじら組のお兄さんお姉さんが「さあここでお遊びよ」とドヤ顔をして待っていた。われらかつお組は喜びに打ち震えながら、ダンボールの迷宮を存分に堪能したのだった。
ちょっとだけ開けといて
父が家を建てる前に住んでいたアパートは、キッチンが広めの3Kの間取りだった。3DK…でも通るかな。3つある部屋は僕が覚えている限り、居間、両親の寝室、子どもたちの寝室、という使い分けだったと思う。もちろん子どもたちはさっさと布団に放り込まれるのだけど、キッチンの小さなテーブルで両親が晩酌していると、その声や雰囲気が恋しくて、でも起きていくと怒られるので、少しだけ子ども寝室の戸を開けてもらっていた。ちょっとした隙間から差し込んでくる明かりと声にすごく安心できたのだけど…ウザかったろうなあ(爆笑)。
あーこれです。
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