藤とハチと秘密結社じーちゃん。

我が家のすぐ近くで藤が花を付けている。初めはほんの小さな範囲でしか見られなかった藤であるが、いつの間にかこれほどの範囲にツルを伸ばしていたのである。既に満開の時期は過ぎ、花は落ちつつあるのだが、それでもなお圧倒的な生命力でもって我が家の春を演出している。

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ぼたぼたに花を付け垂れ下がったその風体から伝わってくる命の重量。

世界を優しく染め上げる春の演出。

そして、すごい音を出して飛び回るクマバチ。

このクマバチがいけない。マジハンパない。巨大な黒と黄色の虫が、ブゥーーーーンと音を立てて常に藤の近くを飛び回っているのである。

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しかもクマバチには非常に高度なホバリング機能が搭載されている。とっとと飛んでいってくれればいいものを、我々の体のすぐ近くに現れてはその場に停滞し、やはりブゥーーーーンという音を立てて謎のアピールをしてくる。

先日、じーちゃん畑仕事を手伝った帰りの畑道でのことだ。いつものように飛び回るクマバチにおっかなびっくり歩いていると、ひときわ大きなブゥゥゥウゥウゥーーーーーンッという音が聞こえてきた。思わず振り返ると、顔の横30センチほどのところで(体感では2センチくらいのように感じられた)3センチはあろうかというクマバチがホバリングを嗜んでいて(体感では3メートルくらいのように感じられた)、「あ、こいつはこんな低音域の音も出してたんだ」というくらい低い音でもって(体感んでは60Hz帯域くらいのように感じられた)こちらを見つめていたのである。

僕は「あ”ぁ”っ」と悲鳴を上げ足を滑らせその場で転倒しズボンの尻を汚す程度で済んだ。並の人間であったなら膀胱に蓄積された尿を全て排出しつつ、これまでの人生を悔いながら気を失っていたことだろう。鉄の精神を持っていてよかった。

バタバタと自宅に逃げ帰り、尻に付いた土をはたいているとじーちゃんが話し掛けてきた。

じーちゃん「えらい騒ぎじゃったな。」

僕「恐くなかったけどね。びっくりはしたけどね。」

じーちゃん「ほーりゃおっかないど。」

僕「クマバチね、早くどっかいってくんないかなぁ。」

じーちゃん「・・・ありゃ、クマバチちゃう・・・」

僕「え?」

じーちゃん「どれ、昼食べるど。」

じーちゃんは一体何を知っているというのか。

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