【やりたいこととの付き合い方】誰も読みにこなくても、ブログを書くことには大きな意味がある

やりたいことがあっても、それを一人で抱えているとパッションが枯れてしまうことがあります。今はSNSのおかげで世の中に情報を発信しやすい土壌が整っていますが、それでも、やりたいことを自分の中にだけ置いている人が結構いるように感じるのです。

もちろん、選択は自由です。やりたいこととの付き合い方は、人の数だけあるのですから。しかしそれでも、余計なお世話と承知していても、僕は声高らかに言いたいのです。やりたいことは、ぜひ発信してほしいと。

そうそう、先に言っておきます。誰かの目に届くかどうかなんてことも、実は関係ありません。誰にも読まれなくても、ブログを書くことには価値があります。今回は、そんな話しです。


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本当は自分の中だけで完結できることでも、やっぱり情報発信した方がいい。してほしい

自慢ではありませんが、僕は内向的な人間です。僕にとってやりたいこと(僕の場合は、音楽や執筆のような、抽象的なモノづくりが多い)に取り組む喜びは、非常に内的なものなのです。

だからSNSやブログに文章を書いている最中に「これを書く意味ってないよな。僕が満足していれば、それでいいし」なんて思って、せっせと書き綴った文章を消したことが何度もありました。

それはそれで、ひとつの事実かもしれません。僕の喜びは僕のもので、誰のものでもないのですから。しかし、その状態を通過してきた僕だからこそ、やっぱり「やりたいことの情報は発信した方がいいよ」と、声高らかに言いたいのです。ええ、その通り。それだけの理由があるのです。

情報を発信しようとすると、頭の中が大いに整理される

僕は自分の心や身体の仕組みを知り、それで遊ぶことが大好きです。それが僕のやりたいことの大部分を占めます。

ところが、そのことをテーマにブログを書こうとしても、ぜーんぜん書けないのです。細かいレベルで書こうとすると、言いたいことが言えない。でも言いたいことだけ書くとひとつの記事だけで終わってしまう。僕は頭を抱えながら、でも無理やり記事を書き続けました。拙い、本当に拙い記事が大量に生み出されました。

そんなことを続けていたら、ある時突然自分の頭の中が整理されました。知識同士がネットワークを作り、抽象と具体の概念が導入され、自分なりの文体が出来ました。記事が書きやすくなっただけでなく、人に話しをしたり、知識を組み合わせて有料のコンテンツを作ることもできるようになったのです。

そしてそしてさらに意図していなかった良いことが起こりました。それまでも楽しんでいた心や身体の仕組み、その世界が、加速度的に面白くなっていったのです。

書くことは、楽しいことをもっと楽しくする

素敵な楽曲って、ざっと聴き流してもいい感じだし、ある瞬間にフォーカスしても素敵なんです。そして、ある瞬間を「はぁぁぁしゅてきぃぃき」と味わった後でまた全体視点に戻ると、「何これ今までよりもっと素敵に感じるオォォン…」的に、味わいが深くなります。

自分が好きなことも実は同じ。「この感じが好きなんすよ!」という、ばくっと捉えた全体感と、「ここ!ここが超萌え!」という細部感を行ったりきたりすることで、より楽しくって素敵なものに育っていきます。

この「全体感」と「細部感」って、なんとなく取り組んでるだけだと掴みづらいんです。それが、世の中に公開された場所で記事を書いていると、少しずつ掴めるようになってきます。

それに、自分がキュンときちゃう萌えポイントについて情報を発信し続けていると、同じようなことに萌える同志たちの目に留まることがあります。そう、仲間やファンが生まれるのです。

仲間やファンとよりコアな話しで盛り上がると、彼らとの交流を通して、自分の好きなことに対する新しい視点や考えが生まれます。そうやって加速度的に、好きなことは、楽しいことは、もっと好きにもっと楽しくなっていくのです。

誰も見にこなくても、ブログを書くことには価値がある

ブログを書くとなると、即座にPVだのコンバージョン率だの、よく分からん的横文字が登場して僕たちの心を乱していきます。

そんなことは気にしなくていいのです。あなたが、あなたの好きなこと、やりたいことを、誰の目を気にするてもなく自由に書き綴ること。書き続けること。そうすることを楽しむこと。そうすることだけに集中すること。

先ほどブログを書くメリットのひとつとして、仲間やファンができることがあると書きましたが、誰も読みに来なくっても、ブログを書くこと、書き続けることには価値があります。騙されたと思って、500文字でも5行でもいいから、あなたの好きなことについて何かを書き始めてみてください。それを毎日続けてみてください。きっとあなたの好きなことは、計り知れない魅力と深遠さを見せてくれるはずです。



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