わが愛しのAm P.19:あたらしいおうちは二階建て(2018/08/07)

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おうちが建ちます

なんだか他にも色々思い出せそうなのだけど、今ひとつ出きらないところもあるので、まあええわいと時間をすすめましょう。ゆうさく少年が幼稚園に入園したころだか、入園してしばらくしてからだったか、その辺りのタイミングで、父が家を建てた。場所は父の実家の敷地の中にあった、畑の上である。結果的に我が家は、ひとつの敷地の中に母屋である平屋と、父の建てた二階建ての家が並ぶという構造に相成った。

家の設計や建築は、両親の幼なじみで(僕の両親は小学校からの幼なじみなので、共通の友だちが大勢いるのだ)、当時独り立ちしたばかりの大工だった「ターちゃん」にお願いしたらしい。この辺りもかなり記憶が曖昧なのだけど、木材を組み上げた家の梁の上を歩き回る大工のオッサン達を何度か見上げたような気がする。

早く帰れヨッパライ

両親は何度かその大工たちを集めて宴会を開いたと思うのだけれど、最後の宴会の時、大工のひとりがタチの悪い酔い方をして、父に絡んでいた。僕も帰り際の大工におティンティンをわしづかみにされながら、「お前の父ちゃんなあ・・・ああ?」という、なんというか、品性のカケラもない絡み方をされた覚えがある。酔っ払いが面倒臭い生き物だと学んだのは、たぶんこれが初めてだった。

新しい家に引っ越してきた時のことも、僕は全く覚えていない。さすがに5人家族分の荷物を運ぶのだから、それなりの大仕事だったハズだし、それまで仲良くしてくれたヨウヘイくんやケンサクくん達との別れもあったはずなのだけど、まあ、そういうもんだろう。

そうそう、”二階建て”というのが初めてだったから、それに浮かれていたことは何となく覚えている。父の実家は平屋だし、住んでいたアパートも1階だったから、階段を昇るということが新鮮で、とても特別なことのように感じられたのだ。しかも、自分たちが寝る部屋も2階である。なんだか、ずっと嬉しくて走り回っていたんじゃなかったかなあ。
 
 

猫しか目に入らないけど、右奥にあるのが父が建てたおうち。
壁は塗り替えて、ちょっと濃くなっている。

 


 
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