「できないこと」の正体って
実はふたつあるんです。
ひとつは
「ものすごい伸び代」
もうひとつは
「人に活躍させてあげる場所」
僕実は、情報整理とかタスク管理とか
死ぬほど苦手なんですよ。
2年くらい前には
情報を管理するっていう概念さえ
持ってなかったくらいで。
それを、このままじゃヤベェって思って
本を読んだりネットで検索したりしながら
沢山のやり方を試してみて
今のスタイルに落ち着いたのね。
で、それがコーチングをする時に
超役に立ってるんですよ。
人の「やりたいこと」を
分解してタスクにしてスケジュールに乗せる。
するとやることが明確になるから
ぐんぐんコトが進むんです。
よく言われることだけど
最初からできてらたことよりも
後からできるようになったことって
「やり方」を試行錯誤してる分
ノウハウになってることが強いんだよね。
これが天然でできちゃってることって
まずそれが「強み」だって
自覚するのが難しい。
そしてそのことを
体系化して誰かにシェアすることも
難しい。
「できないこと」が
「できること」に変わる途中で
僕らは沢山の発見をするよね。
その発見が結果的に
僕らを多機能にしてくれるのさ。
もうひとつの
「人に活躍させてあげるところ」
っていうことについて。
僕はExcelを使って表計算をしたり
官公庁のサイトから統計データを持ってきて
適切なグラフを作ったり…
的な作業が大っ嫌いです。
で、うちの会社に
理数系男子のバイト君がいるんだけど
彼はちょっとやり方を伝えたら
それだけでするするするーとやっちゃって
涼しい顔してるのよね。
「しんどくないの?」って聞いても
「全然大丈夫です〜」みたいな感じで
信じられない変態だと思ってるんだけどw
でもお陰様で僕超助かってて
毎回すげぇ感謝するんだけど
そしたら彼も嬉しそうにしてくれるのね。
人って、人の役に立って感謝されると
すげえ嬉しいんだよね。
だから僕ができないことって
彼が活躍できるところなんですよ。
これを僕が無理矢理やると
遅いし
間違うし
苦しいし
かなり地獄なのよねwww
で、この「伸び代」と
「人に活躍させてあげるところ」
の見極め方なんだけど
ちょっと踏み込んでみた時に
楽しさを感じるなら「伸び代」
苦しさを感じるなら
「人に活躍させてあげるところ」
だと思ってるのね。
「ちょっと踏み込む」のがポイントで
つまりがばっと概要を掴んた後で
一回やってみるってこと。
「伸び代」だったらハッピーだし
「人に活躍してもらうところ」でもハッピー。
良いことしかないから
食べず嫌いしてることがあったら
ぜひ手ぇつけてみてね。