ファーザーズバースディカップとぷうちゃんの歩み。前半戦

昨日は山本家のゴルフファザーズバースデイカップの開催日であった。参加選手は父と伯父、僕と、ブラザーぷうちゃんの4人である。僕はこの日のために自分の仕事もそっちのけで練習に打ち込み、おおよそ自営業者とは思えない生活を送ってきた。ドライバーが風を切る音を聞きながら、僕の心は遥かなるオーガスタ的ドリームを描いていたのである。

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PCゲーム『遥かなるオーガスタ』。オーガスタって何だろう。

ということで、今回のラウンドの様子を、各ホールを回る際に撮ったブラザーぷぅちゃんの写真と共に振り返ってみる。

山本家ゴルフファーザーズバースデイカップ【前半戦】

今回のラウンドはインコーススタートであったため、午前中に10ホールから18ホール。そして午後に1ホールから9ホールへ回るというものであった。

会場は和歌山県にあるレオグラードゴルフクラブである。

10番ホール

・430Yard
・Par4

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スタートは10番ホール。さっそく手に持つコースマップを間違えるお茶目なぷぅちゃんである。

ここはゆるやかに右に向けてカーブを描くホールで、グリーン周辺にバンカーがまとまっている。写真では期待に胸を膨らませていたぷぅちゃんはドライバーをトップし、転がして進むというゲーム展開を演出。300メートル以上あるホールを端から端までクラブを担いで走るというハイキングを楽しんだ。

僕の記念すべき第一打は乾いた音と共に和歌山県の空を切り裂き、隣のホールに消えていった。

【スコア】

父:5
伯父:5
僕:10
ぷぅちゃん:14

11番ホール

・135Yard
・Par3

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14という盛大なスコアを叩き出し、絶望的なスタートを切ったぷぅちゃんの表情は厳しい。何気に10とか叩いてる僕の表情も、写ってないけど厳しい。

気を取り直しての11番ホールは、135ヤードのショートホールである。僕はこのホールでOBとバンカーの掘削作業に勤しみ、再びのスコア10をマークすることになった。それに引き換えぷぅちゃんはクリティカルヒットはなくとも堅実にボールを繋ぎ、5打でアップ。

【スコア】

父:3
伯父:4
僕:10
ぷぅちゃん:5

12番ホール

・387Yard
・Par4

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そこそこのスコアで上がれた11番ホールで早くも調子付き始めるぷぅちゃん。躁鬱とかじゃない?大丈夫?

このホールは中程から幅がどーんと広がるミドルレンジである。グリーンが高い位置にあるため、アプローチの際には高い弾道の球を打って高度で止める技術が求められる。

とは言うものの特に大きなイベントは無く、全員がそこそこのスコアでアップ。ピッチングというクラブの練習を多めにしておいて本当によかった。

【スコア】

父:5
伯父:4
僕:6
ぷぅちゃん:6

13番ホール

・404Yard
・Par4

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写真を見てて気付いたんだけど、ぷぅちゃん今毎日仕事の研修で電柱に登ったり降りたりしてるからか、筋肉凄いことになってきてる。もう絶対腕相撲とかしないでおきます。

さて、12番ホールが打ち上げてゆくミドルホールであったのに対し、13番ホールは打ち下ろしてゆくミドルホールであった。ベテラン達がフェアウェイを駆け抜けてゆく中、ホープ2人は敢えて際の雑木林を抜けてゆくコースをチョイス。その自分に厳しいストイックなゲームの組み立てに、父と伯父と本人達が驚いていた。

なお、ぷぅちゃんはこのホールのバンカーに頭から飛び込み、大根でも植えるのかな、という開墾作業を見せた。茶色い砂が舞い上がる度、彼の表情は神妙さを増していったという。

あと、ティーグラウンド周りに地面が動いてるのかなっていうくらい小さい虫が湧いててすごい恐かった。

【スコア】

父:6
伯父:5
僕:7
ぷぅちゃん:11

14番ホール

・477Yard
・Par5

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曇天を目指すぷぅちゃん。砂遊びで何かが吹っ切れたようにも見える。

来ました477ヤードパー5のロングホール。ゆるやかに右にカーブしながらゆるやか勾配をゆるやかに登ってゆく。ドライバーショットが強烈なスライスをする僕は果てしなく左を向いて打つものの、続くアイアンでのアプローチでミスショットを連発。結局グリーンにオンした時点で、他の連中よりも2打ほど多いという残念なアプローチであった。

なお、ここで父が本日初のバーディーを出す。バーディーを生で見ていると、上手過ぎて笑える。

【スコア】

父:4
伯父:6
僕:7
ぷぅちゃん:9

15番ホール

・329Yard
・Par4

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ちょっとずつコースマップを見せる気がなくなってきたぷぅちゃん。

特筆することのないミドルホール。僕がヘッポコなりに+2くらいのスコアで奮闘している中、オッサン2人が快調。続けざまにパーを叩き出す。なんだか面白くない。

【スコア】

父:4
伯父:4
僕:7
ぷぅちゃん:6

16番ホール

・157Yard
・Par3

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「決め角度をください」と言ったら後ろ姿をくれたぷぅちゃん。方が震えていた気がするけど、お兄ちゃん何も言えなかったよ。

ということでみんな苦手なショートホール。157ヤードくらいだと僕なら6番アイアンあたりでどうだろう?、という距離なのだが、その辺はまだボールにクラブをヒットさせることもままならないレベルであるから、信用ならない。

なお、OBを打ち出した伯父が草むらに入って戻ってきた際、両手いっぱいにゴルフボールを抱えていた。スコアを崩してもただでは引き下がらない。ゴルフ場でのボールの地産地消の実態を目の当たりにした次第である。

【スコア】

父:5
伯父:7
僕:5
ぷぅちゃん:5

17番ホール

・414Yard
・Par4

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移動中のカートの中で一枚。伯父の顔が入ったけど、いいやもう。

このホールは大きな谷を右手にその周りをぐるりと回る長めのミドル。少々登りの傾斜があり、左手に池があるという難しいホールであるにも関わらず、ここで大雨に見舞われる。ザバザバと降りしきる雨の中クラブを振り回した結果、現場では僕と伯父がスコアを落とすという惨劇に。伯父が

「今日は終わった」

と呟いたのを聞いた僕が、自分は始まることさえなかったのだと悟るまでに、時間はそう掛からなかった。

【スコア】

父:4
伯父:7
僕:6
ぷぅちゃん:9

18番ホール

・496Yard
・Par5

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前の組の兄ちゃん達が大変にのんびりなペースで進んでいて、大雨の中で待たされるぷぅちゃん。

前半の最後は痛快なロングホール。山の中のゴルフ場らしく、起伏に富んだモコモコとしたホールである。

全員が雨に苦しむ中、僕はドライバーをトップ。飛沫を上げて転がってゆくボールを追い掛け続けた結果、気が付くとグリーンの近くで息を切らせていたという事案が発生。パットが決まらずに穴の周りをウロウロとしている時に、心が折れていることに気が付いた。

【スコア】

父:6
伯父:7
僕:11
ぷぅちゃん:9

前半戦終了。

前半戦終わって、全員のスコアはこのような状態である。

【前半スコア】

父:41
伯父:50
僕:72
ぷぅちゃん:71

勝つとか負けるとか、そんなことはどうでもいい。大切なのはゴルフというスポーツを通して、大自然の息吹を感じることが出来るかどうか、ということだ。

僕はビショビショに濡れたシャツの冷たさに身を震わせながら、濡れた指に反応しないiPhoneの指紋認証機能に辟易としながら、後半戦に向けて大きな溜め息をついた。

つづく。

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