とんでもねぇ奴がいましてね。
どういうことかってぇと表題の通りで、
「気持ち良く音楽しちゃいけねぇぞ」
「気持ち良く歌っちゃいけねぇぞ」
「気持ち良くギター弾いちゃいけないぞ」
っていう呪いを掛けた奴がいるんですよ。
しかも、結構大勢の人に掛かってんですよ、これ。
怪しい話しだけど、まぁ聞いてちょうだい。
これくらいの勢いで呪われてます。はい。
自分は真面目に音楽してる?それが呪いだっちゅーのよ。
ピッチを外さないように歌わなきゃ・・・
歌詞を間違えないように思い出さなきゃ・・・
リズムがヨレないように意識しとかなきゃ・・・
そいういうことをとても大事にする人がいるんだよね。
その意識を持つこと自体はとてもいいことなのよ。
だってこの「こうしなきゃ」を抱くきっかけになったのは、
自分の未熟を体感したからだもんね。
問題なのは、その意識に支配されちゃうことです。
あのねー、昔の僕がそうだったんだけどね、
「僕は真面目だけが取り柄の努力の人ですから!!」
なんて思ってる人はね、んもう確実に呪われてるから。
歌えば歌うほど、自分のピッチが気になっちゃう。
弾けば弾くほど、自分のリズムが気になっちゃう。
そうすると、つまんねーんですわ。
音楽がつまんない。
やってる方がつまんねーんだから、聴いてる方はもっと
つまんねーんですよ。
その結果、当たり前なんだけど、人気も出ない。
やってることがつまんねー上にお客の人気もない。
こりゃ、続きませんよ。
苦しいだけだもの。
なんで真面目になっちゃったのか、思い出してみなよ。
なんでどうしてそんなに真面目になっちゃったんだろう?
たぶんね、昔は気持ち良くやってたと思うのよ。
それが、どっかで誰かに言われちゃったんだよね。
「それ、もっとこうした方がいいよ。」
って、友達とか先輩とか家族とかにね。
でもね、その人たちが呪いを掛けた犯人じゃないのよ。
いいかい?
そういうアドバイスをもらった時にね、
「私は、気持ち良く音楽をしてると下手になるんだ!」
みたいな謎の解釈をしちゃう自分がね、自分に呪いを掛けてんの。
勘違いも甚だしいんですよ。
だって、ピッチが甘いって言われたら、ピッチが良くなるような
ことをすればいいの。
だけど、なぜか「私は才能がなくて・・・」なんてのが
始まっちゃってね。
それが始まると才能の無い自分と向き合うのが辛いから、音楽を
するのが辛くなっちゃう。
それを振り払うように、「自分は努力の人だから」って言って
自分を説得してやっていくんだけど、
それって才能の無い自分を意識し続けることだから、
やっぱりしんどいんですよ。
本当にただの勘違いなんだけど、本人には大問題なんだよね。
本当に音楽やめたり、心の病気になる人もいるんだよね。
真面目な自分をやめてごらん。それだけで音楽が良くなるよ。
真面目な人ってね、自分の足りないものをじーーっと見てんの。
だからだいたいの真面目な人って、自分が真面目だってことに
自覚がないもんなんです。
この前個人レッスンをした人なんか、本当にそのタイプでね、
(「あ、私のことだ!」って思ったアナタのことよw)
「先生の動画を見て、練習しなきゃって気になるんですけど、
私本当努力ができなくて、全然練習できなくて、だから上手く
ならなくて・・・」
なんてことをおっしゃるんです。
あのね、そうやってね、
足りない自分のことばっか考えてるから、上手くなんないの。
練習を始めても、自分の実力の足りないことばっかり
じーーーーーっと見てるから、しんどいんだよね。
ライブをしても、自分の練習不足なことばっかり
じーーーーーっと見てるから、怖いんだよね。
しんどいことは続かないよ。
当たり前じゃない。
怖いことはできないよ。
当たり前じゃないですか。
ばかもの!www
自分を責めて責めて責め続けてきて、今下手なんだよね。
じゃあさ、もうやめるしかないじゃん。
責め方変えるとか、そういう変に器用なことしなくていいのw
たとえばさ、3日くらい練習してないとするよね。
そしたら大体みんな、
「こんなに練習してない私はダメな奴だ」
なんて思ってるんですよ。
だけど、できないからできてないんだよね。
時間はあったかもしれないけど、それでも何か見えない理由が
あって、できなかったんだよね。
それって、自分の心に従ったんだよね?
だから、いいじゃんそれで。
その分の損はあるかもしれないけど、練習をサボったことでさ、
心がホッとしてたのも本当なんだから。
サボったっていいんですよ。
そういう前提条件にしちゃうの。
そしたら、練習するようになるの。
信じらんないでしょ?
でも、そうなの。
自分攻撃を止めると、練習できるようになるのよ。
どうせほっといたらずっと変わらないんだから、騙されたと
思ってさ、やってごらん。
あなたは気持ち良く音楽をしていいの!
自分に呪いを掛けたのは、自分自身なんですよ。
で、それもね、大した呪いじゃないんです。
簡単に解けちゃうからね。
どうやったらいいかって、許しちゃえばいいの。
何を許すってね、自分にさ、
「ただただ気持ち良く演奏をしていいよ」
って言って許すの。
ずっと気持ち良いことを我慢してきたんだもん。
ずっと自分の気持ち良いを殺してきたんだもん。
こういう話しをするとね、よく「自分が気持ち良とお客からは
評判が悪い」って言う人がいるんだけど、それ本当か?と。
当時の全てのお客さんが口を揃えてそう言ったの?
実は「私の音楽微妙でしょ?」って確認しようとしなかった?
ね?
絶対だなんてこと、いっこもないんですよ。
いいから許しちゃいな。
「それでいいよ」って、実際言葉にして言ってごらん。
言えないなら、言えない自分から許してごらん。
ちょっと笑えるから。
そしたら、気持ち良くできるようになるから。
そしたら勝手に良い音楽がね、あなたから出てるから。
そいういう訳で、今回はこの辺で!
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