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段ボールいっぱいのイチョウ
津木小学校のシンボルツリーは大きなイチョウの木である。新校舎を建て替える際に大きく枝を切ったので現在のイチョウの木は僕の記憶にあるそれよりも少々小ぶりでいびつだが、当時は四方八方にたくましく枝葉を張った、実に立派なシルエットだった。
秋の深まりと共にイチョウの木は色づきはじめ、黄色い葉を大量に降らせる。僕たちは地面に積もったイチョウの葉をみんなで集めて一年生の教室に運び、大きな段ボールの中にどばどばと注いだ。僕はら段ボールの中に代わる代わる埋もれて、時々誰かがずぼらで一緒に入れた銀杏を潰してみたりしながら、イチョウの葉がしおれてぺたんこになるまで、秋の香りに肩まで浸かって過ごしたものだった。
銀杏の葉っていいよね。好き
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