わが愛しのAm P.85:求めながら拒む心(2018/11/19)

■まとめページ
わが愛しのAm〜いわゆるライフブログ〜

«前の記事
P.84:自己啓発本はエロ本より恥ずかしい(2018/11/17)

»次の記事
P.86:どっちつかずのアマチュア(2018/11/20)


前回のあらすじ

自己啓発の本を買ったのだ

人に何かを教えるために

素晴らしきミュージシャンである仲間たちと次のステージに進むためにproject a.c.c.r.を立ち上げ、フリーランスミュージシャン達の日々の活動にマーケティングという概念を取り入れようとしていた。が、僕一人の情報波及力などたかが知れている。ということで、仲間たちにも一緒になって情報発信をしてほしいと声を掛けて回った。

ところが、「僕がやるよ」と声をかけていた時と比べて、仲間たちの反応は明らかに鈍かった。やり始めれば必ず効果が出ると分かっていることが前向きに受け取ってもらえないのだ。もどかしい気持ちを抱える日々が続いた。

ある日ネットで検索をしていたら、「カリスマ講師養成講座」というキーワードを見つけた。「これだ!」と思い、その講師のメルマガを登録し、無料開放している動画を見漁った。それを参考に動画を撮り、記事を書き、自分のSNSでばら撒いたところ、何人かの仲間たちがアクションを起こしてくれるようになった。お金がない中で、手と頭を動かし続ける日々が続いた。

お客に来られると困る人もいる

そうやってproject a.c.c.r.の活動を続けているうちに、「お客が来ないと嘆いているけれど、実はお客に来られると困る、という人が、どうやらいるっぽい」ということに気付いた。自分がまさにそういう人だったからだ。

なぜかと考えてみたけれど答えは見えない。こんな時はそう、本屋に行くのだ。その頃には自己啓発本もエロ本と同じくらいフランクに買えるようになっていた。僕は先人たちの無限の知性が一冊1000円程度で買えることを、非常にありがたがるようになっていたのだった。

が、フリーランス的なワークスタイルで成功をおさめているミュージシャンのインタビュー本はあるのだけど、「お客に来て欲しくない人の心のしくみ」を語ってくれる本は見つからなかった。どれだけ探してもそこには、大きなソファに深く腰掛けて目をギラつかせる強者の言葉しかない。弱者の声は、聞こえてはこなかった。そして僕は自分の心で何が起こっているのか分からないまま、また新しい悩みの渦におちていくのだった。
 
 
心理のイメージ画像


■まとめページ
わが愛しのAm〜いわゆるライフブログ〜

«前の記事
P.84:自己啓発本はエロ本より恥ずかしい(2018/11/17)

»次の記事
P.86:どっちつかずのアマチュア(2018/11/20)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする