タイトルのまんまなんだけど、疲れる前に休むと、疲れません。当たり前だね。え、いや、違うよ、喧嘩を売ってるわけじゃないよ。
ちょっと思い出してほしいのですけど、みなさん疲れてから休んでませんか?で、疲れてませんか?
家事でも遊びでも仕事でも、疲れる前に休むとかなり長時間やり続けられます。でも、一度疲れを感じたら、その疲れの感覚を忘れることは至難です、SHINAN。
もちろん疲れる前に休んだからって、永遠に疲れないわけではないです。ただ、疲れを感じ始めるまでの「疲れてない期」がとっても長い。そりゃそうだよね。疲れる前に休んじゃうんだもの。
疲れてない期は長い方がいいじゃん
で、ここからがポイント。疲れてる時と疲れてない時で、集中力が高く続くのはどっちか。もちろん、疲れてない時です。
気持ちに余裕があって、前向きにモノゴトに取り組めるのは?それも疲れてない時ですね。
「疲れてない期」を伸ばすと、仕事は捗るし気分は良いしで最高です。やることは簡単。疲れる前に休む。それだけです。
疲れは前に休むシステム。その名は「ポモロード・テクニック」
最近流行り始めて本まで出ているので、聞いたことがある人も多いかもですね。ポモロード・テクニックは、25分間活動して5分休むを繰り返す、たったそれだけのテクニックです。
「ポモロード」というのはトマトの形をしたキッチンタイマーのことです。25分と5分は、何らかのタイマーで計測します。
非常にシンプル極まりないテクニックですが、やってみるとその効果と、意外な難しさに唸ること間違いなしです。
え?そうそう、難しいんスよ、ポモロード。何が難しいって、さっきから僕らはずっとそのことについて話してるじゃないですか。
25分でやってることを「止める」時だけ歯を食いしばる
そう、休むのが難しいんです。25分でタイマーが鳴ったら、その時手元がどんな進捗状況でも、止めて5分休む。これが大切なんです。そして、これが難しいんです。
25分間という時間で切ると、基本的にやっていることはハンパな状態でタイマーが鳴ります。みんなこれが「気持ち悪い!」と言って嫌がります。この気持ち悪さが、手を止めることを躊躇させます。そして、この気持ち悪さがポモロード・テクニックのキモなのです。
気持ち悪いところで歯を食いしばって無理やり手を止めたら、次にまた手を動かし始められるのは5分後です。その間の気持ち悪さったらありません。ところが、その気持ち悪さが、次の25分の冒頭で凄まじい集中力を引き出します。
5~6ポモ回すだけで仕事がギュンギュン進む不思議
25分の取り組みと5分のワンセットを「1ポモロード」と呼びます。僕の体感ですが、日に5〜6ポモくらい仕事をすると、アホみたいに仕事が進みます。それでいて、疲れはほどほどです。本当に、魔法みたいだなといつも思います。
7〜8ポモ回せたら凄いことになっちゃうぞ…なんて思うのですが、人と話しをしたり割り込みのタスクがやってきたりするので、僕の今のライフスタイルでは現実的ではありません。
毎回25分で仕事の手を止める時は、歯を食いしばります。ノッていても、弾けていても、没頭していても、止めます。メンタルが弱っていると明らかに止められなくなるので、自分を観察するひとつの視点にもなります。
あと、回したポモロードの回数を振り返るのもかなり楽しい。僕こんなに頑張っちゃったのウェヘヘへ的嬉しさがあります。おすすめですから、ぜひやってみてください。
僕が愛用しているタイマーアプリ、『ListTimer』。10秒単位、1分単位、5分単位でタイマーのプリセットが並んでいて、タップすればカウントが始まります。
ポモロード・テクニック専用の25分カウントのみのアプリもあるけれど、他のタイマーテクニックもあるので、このアプリがオススメ。超オススメ。
画像をクリックするとDLページに飛べるので、iPhoneユーザーの方はぜひ。
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