やりたいこととの付き合い方は「フェーズ」で考えると整理しやすくなるねん

ゆうさく
ゆうさく
昨日の楽しかった講演会の揉み返し的な一日。世界にキラキラを期待しすぎちゃってもう。一回落ち着け、ワタシ。

個人セッションを重ねていて気付いたんだけど、やりたいことに取り組むって、実はフェーズが色々あります。たとえば

フェーズ①
→やりたいことがある

フェーズ②
→やりたいことに取り組む具体的な方法が分かっている

フェーズ③
→やりたいことに取り組み始めている

フェーズ④
→やりたいことに継続的に取り組んでいる

フェーズ⑤
→やりたいことが何かしらの結果を生み出している

ざっくりですが、こんな感じでしょうか。で、人によってつまずくところが違います。フェーズ①でつまずいている人と、フェーズ⑤でつまずいている人が考えた方がいいことって、当たり前だけど違うんですよね。

フェーズ①の悩み
→自分のやりたいことが分からない
★やりたいことを見つける・気付く・目に付いたものを片っ端からやってみる

フェーズ②の悩み
→やりたいことに取り組む具体的な方法が分からない
★やりたいことに繋がる、具体的な行動プランを作る・学ぶ

フェーズ③の悩み
→やりたいことにまだ着手できていない
★やりたいことに繋がる具体的な行動プランを日々のスケジュールに落として調整をする

フェーズ④の悩み
→やりたいことに継続的に取り組めず、いつも止まってしまう

★同じような夢を持つ人が集まるコミュニティに入る

フェーズ⑤の悩み
→やりたいことが何も結果を生み出していない
★そもそも結果が必要なことだったのか、リマインドする・行動プランやその他の要素の中から、何が求める結果を阻害しているのかを冷静に判断して、修正する

で、単にフェーズごとの課題として切るんじゃなくって、もっと根深いところで

★実はワクワクしない、テンションの上がらないことを「やりたいこと」だと言って無理やりやろうとしていないか?

★上手くいかないイメージや、不安を抱いてやりたいことに取り組んでいないか

★やりたいことだからと気合いを入れ過ぎて、気負いすぎて、気が重くなっていないか

などなど、内的な思考のクセが行動を阻害していることも大いにアリ。で、何が問題をややこしくしているかって、自分では自分のことが全然分からないということなんですな。

たとえば、

「母親と一緒に暮らしていて、お喋りもよくしています。でも、もっともっと母親のことを幸せにしてあげたいんです。一緒に旅行に行って、美味しいものを食べたり、素敵な景色を見たりしたいんです。でも私は派遣社員で、そこまでのお金を作るのは難しいんです・・・」

という人を見かけたことがあります。お母様をとっても大切にしようと思っていて、そのために「もっともっと・・・」と何かできることを考えて、超やさしい。

でも、この前息子が産まれて実感してますが、親って、自分の子どもが元気でいてくれたらそれで全然オッケーなんだよね。毎日一緒に暮らして、毎日お喋りなんてできたら、んもうそれだけで超絶ハッピーです。

既に合格点を取ってるのに、100点じゃないと・・・120点じゃないと・・・って、どんどん自分を追い込んでいく。そんな姿を見たお母様は、幸せかしら?

この方の場合は、フェーズ⑤の段階で「求める結果が得られない」と嘆いているんだけど、実は「結果のハードルをわざわざ自分が飛べない高さに設定して自分責めをしている」というのが問題の根っこですね。

もう既に自分は最高の親孝行をしているってことに気付いたら、毎日「今日も私は最高の娘だわ♡」と思いながら布団に入って、朝出てくる。

「私と楽しく暮らせて、お母さんハッピーだよね!私も嬉しい!」というメンタルから滲み出る幸せオーラは、世界旅行よりも豪華な食事よりもずっと素敵なんだよねえ。

僕も大きくなった息子がそんなオーラを出しながら生きてくれてたら、それだけでもう死んでもいいって思えるもん。死なないけどw

QOLアップのコツ

  • やりたいこととの付き合い方で悩んだら、自分がどのフェーズで悩んでいるのかをさぐるべし。
  • フェーズ視点以外にも、自分の中にやりたいことと付き合うことを邪魔する思考のクセがないか、落ち着いて見つめてみよう。