自分のやりたいことに取り組もうとする時、タスクを砕くとか、5分だけ手をつけるとか、有効なワザがいっぱいあります。このブログではそういったワザをいくつもシェアしてきましたが、実はずっと黙っていた秘密があるのです。
好き好んで秘密にしてきた訳ではありません。僕の理解と表現の能力が至らず、言語化できていなかったというだけなのです。しかし、今日いよいよその秘密をあなたと共有することに挑戦します。
ああ、未熟なまま行動を起こす時のこの高揚感。湧き上がってくるエネルギー。そう、それこそが今日の話題。即ち、「元気」についてです。
思慮深いあなたなら、もう既に何かに気付いていることでしょう。そう、この日常会話の中で使い倒された概念こそ、僕やあなたを新しい明日に連れて行ってくれる上質なガソリンなのです。
もったいつけた割に、内容はシンプルです。さぁ、僕たちの中に今「元気」というステータスが誕生した、そんな気分で、本文へとお進みください。
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笑い飛ばしたことの中に真理がある
突然ですが、僕たちには「笑いものにした対象について深く考察しない」という性質があります。嫌なことや悲しいことを笑い飛ばすと言いますが、それは嫌なことや悲しいことを笑いものにして、深く取り扱わないようにしつつ忘れてしまう、ということなのです。
その性質が、あまりよろしくない発動の仕方をすることがあります。例えば、「元気があれば何でもできる」と、アゴをしゃくらせて笑いを取る、とか。
そうやって僕は、人生で大切なことをいくつ笑い飛ばしてきたのだろうか。そんなことを考えると、若気の至りとはいえ、途方も無い気分になります。
「元気」は体力とも意志力とも思考力とも違う、純粋なエネルギー
僕が「元気」と言うとき、それは運動をするための体力や、何かを考えるための意思の力が潤沢にある状態を指しているわけではありなせん。
体力や意志力、思考力など、〜力と付く概念は沢山ありますが、それらは全て「元気」が形を変えた二次的なものです。現に、身体は疲れているけれど「元気」はある、とか、考え過ぎて頭が疲れたけど「元気」とかそういう状態があり得ることを、僕たちは知っています。
「元気」は純粋なエネルギーです。読んで字の如く、「すべての元になる気」というわけです。
「元気」を生み出すには「気分」を整えればいい
ならばその「元気」が潤沢にあればいいのかというと、まさにその通り。「元気」を扱うにも技術は要るのですが、少なくとも「元気」がたくさんある状態が維持できれば、多少重いタスクや面倒な案件にも、エネルギッシュに取り組むことができます。
その「元気」はどこから生まれるのかというと、ズバリ「気分」です。楽しい「気分」でいる時や、何かをやりとげた時の「気分」などの前向きな気分の時、僕たちの中では膨大な量の「元気」が生産されています。そうそう、勉強や仕事がノッていてスルスル進む、あの感じです。
だから自分の「気分」を整える、マネジメントすることができるようになると、実は「元気」なんかいくらでも作り出せるのです。そして世の中のエネルギッシュな人々は、意識してか無意識にかは分かりませんが、そういうことをやっているのですよ。
「気分」を整えるには、いい「気分」の時の体の感覚を思い出すだけでいい
「気分」を整えるのは、実は簡単です。例えば、これから自分が何か仕事に取り組もうとしている時には、その仕事がもう終わった時の「気分」を体感的に感じるまでイメージし続ける。それだけです。
「気分」の正体は体感覚です。例えば軽やかな「気分」の時って、本当に全身の筋肉から無駄な緊張が取れていて、いつもより少ないエネルギーで動けるような身体の使い方ができています。
他にも、「腹が立つ」とか「胸が踊る」とか「腕がなる」とか、気分を表す体言葉が多いのも、先人たちが「気分」の正体が体感覚であることを見抜いていたからです。まあ、この辺は書けば書くほど胡散臭くなるので、またの機会に取っておきましょう(笑)。
ともかく、これから取り組もうとしているタスクが達成されたらどんな「気分」かだろうか。どんな体の感覚を感じているだろうか。深呼吸をしながらそんなことに思いをめぐらせて、実際にその感覚を体に広げてみる。
すると「気分」がいい感じに整って、「元気」が出てきます。馬鹿みたいでしょう?でも、そんな風に出来てるんです。僕たちは。一度本気でやってみると、びっくりするくらい効果あるので、ぜひ。
例えばこういう所にいる時の体の感覚を思い出してみる、とかね
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