理想の家というのがあって、よく妻と話しをするのだけど、僕が理想とする家には妻が「それ嫌」という要素が沢山含まれるのです。
(僕が「緑が多い」のが良いと言うと、妻は「虫が沸く」と言って嫌がる、など)
なので実は妻と理想の家の話しをする度にちょっと悲しい気持ちになっていて、僕は理想の家には住めないのかも、なんて思っていた。
・・・んだけど、何てことはなくて、将来家を2つ持てばいいんだと気付いて、とてもうれしくなったのです。
うちの親戚、家をいくつか持ってる人が実は多いんだよね。
みんなすっごいお金持ち、ということではない(ように見える)し、それでも全然やっていけてるし、誰ですか知らないうちに持ち家は人生に1軒だけって僕に刷り込んだ人は。
実家だって、ひとつの敷地の中に昔からある母屋と親父が建てた家の2軒があるし、それが僕の普通だったじゃないの。
という訳で、僕は僕の普通の感覚に立ち返り、我ら夫婦は将来別々の、それぞれの理想の家に暮らすことにしました。
庭と風呂を隣接させて、さわやかな夜には裸で月をこうグッと見上げてねえ、ふふふ。