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わが愛しのAm〜いわゆるライフブログ〜
前回までのあらすじ
生まれて初めて感じた自信に足元をすくわれて、関西に帰ってフリーランスのミュージシャンになろうと思ったのだ。
そうだ、廃墟に行こう
この頃には既に何回も転職をしていたけれど、ケータイ屋の研修室で出会った怪人ウパちゃんとは引き続き仲良しだった。ジョジョが好きで、廃墟が好き。2つも趣味がかぶっちゃったら、んもう仲良くなる以外のアレとか、ないのである。
確か2012年ごろだったと思うのだけど、その当時はYouTubeのチャンネル開設の敷居が大きくゆるくなったタイミングだった。それまではかなりしっかりしたバックボーンのある人でなければチャンネル開設ができなかったのだけど、僕のような一般の小市民でも動画の投稿ができるようになっていたのだ。
そこで僕は、「ジョジョの話しをしながら廃墟を歩き回らないか」とウパに声を掛けた。ウパは「何ですかそのイクラ丼にウニを盛るような話しは」とヨダレを垂らしながら誘いに乗ってきた。番組の名前は『僕とウパのナニ巡り』にした。
巡り巡る過去と現在
僕は当時買ったばかりだったiPhoneを構えて、ウパと廃墟を巡る様子を録画しまくった。それはもう楽しかった。滅びた場所を歩きながら、かつてそこで蠢いていたエネルギーの残滓や物語に思い馳せると、僕たちはえもいわれぬ喜びに包まれた。動画はまあ、ハッキリ言って不法侵入なので撮ったはいいけれどアップはできない動画ばかりだったのだけど。
中でも最高に鮮烈な記憶が残っているのが、千葉県の行川アイランド跡地に行った時のことだ。この時は僕がもう関西に帰ることが決まっていたので、そういう意味でも僕たちにとって特別な予定だった。
行川アイランド跡地は素晴らしい場所だった。あの感動を、当時の僕がブログにしたためているので、よかったら読んでみていただきたい。
まあ、やっぱり不法侵入だから、中のことを詳しく書くのははばかられたわけだけれど。警備員の目を盗んで忍び込んだりしたわけだし。
あとすげえ写真いっぱい撮れたのに、MacBookの外付けハードに放り込んでからMacBook手放したから、今引き出せないんだよなあ。もったいなし。
最近跡地にホテルの建設予定が立ってたりもするんだとか。行っててよかったなあ。
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