やりたいことは何?と聞かれても、はっきり答えられない。そういう人は、もうしばらく「やりたいことが何か分からないなぁ」という悶々とした気分と付き合うことになるかもしれません。
言葉にするって大切です。それは、ぼんやりとした自分のアイデアや気分、考えなんかにに輪郭を与えてあげる行為だから。その言葉を文字にして紙に書いたりすると、より客観的に自分の感覚と向き合うことができます。だからこそ
「そうそうこれこれ!」
とか
「ちょっと違うなぁ」
という確認ができるのです。
自分のやりたいことを、ピンとくるまで言葉にし続けてみる
やりたいことは何?と聞かれても、答えられない人がたくさんいます。これまで自分の感覚よりも他人の評価を優先してきた人、真面目な人に多いです。
そんな人が「自分のやりたいことが分からないモヤモヤ感」に襲われたら、そしてそのモヤモヤ感を解消したいと思ったら、やることはひとつ。やりたいことを「文字」にして、100個でも200個でも書き出します。
視点を変えたりポイントをズラしたり、てにおはの違い、句読点の位置、を変えてみたり。大差微細付けて勢い書き出して、自分の中にうずまいていた思考の端々と向き合う。
その中から、これがニュアンス近いな、というものを選んだり、組み合わせたりして、少しずつ自分のフィーリングに合うものに近づけていきます。これが終わったら、もうやりたいことの半分はクリアできたも同然です。
大変でしんどい。だからこそやる
自分の頭の中にあるもののはずなのに、フィーリングに合うものを言葉や文字にするのって、かなりしんどいです。単純に手間も時間もかかるし、「そうじゃない!」という言葉が何度も続くと、気分も滅入ってきます。
でも、だからこそやる意味があります。これまで誰かのために手間と時間を使ってきたあなただから。自分を責めることが多かったあなただから。やる意味があるのです。
あなたのために、手間と時間をかけてください。面倒臭いことをしてみてください。大切な人がやりたいことに取り組むところを応援するように、自分を励まし、鼓舞し、共感し、時にはお尻を叩いてあげてください。
それは、あなたがあなたの価値を思い出していくプロセスです。そして同時に、あなたが自分のやりたいことに手間暇と愛情を注いでいいのだということを思い出していくプロセスでもあります。
僕がおすすめするアプローチは、どれもこれもやればやるほど楽になるものばかりですが、この言語化のトレーニングだけはどこまでいってもゴールがないので、大変です。大変ですが、こればかりは大変を引き受ける価値があるとしか言いようがありません。
その手間を自分に掛けることに価値がある。たまには歯を食いしばってみるのも、いいレジャーです。ぜひ、ぜひ。
写真は本編にぜんぜん関係ないけど、息子に乳をやる妻。乳腺の詰まりを解消するために角度を付ける関係で、顔面におむつ(放尿済み)がオンされているのがチャームポイント。
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