このイベントは終了しました
こんにちは。
山本優作です。
僕が主催している音楽教室的な何か『DIVE & JUMP 音楽CLUB』で、ゴールデンウィーク限定の無料ゼミを複数開催することにしました。いずれもオンライン(ZOOM)による開催です。これを機に音楽クラブが本格稼働開始、という、エポック的なイベントになります。
ぜひ覗いてみてください。
オープン基礎練ゼミ
GW限定イベントは2つのオープンゼミで出来ています。
まずはひとつ目のオープン基礎練ゼミについて。
お喋りをしながら内容を説明している動画があるので、こちらもご参考になさってください。
オープン基礎練ゼミの概要
「基礎練ゼミ」は、これまでは一人でしっかりと取り組むべき!と言われてきた、ギターコードをキレイに鳴らすための練習や、リズムトレーニングといったギター弾き語りの基礎練習に、講師や仲間のいる環境でお喋りしたり、他の人の練習を目撃したりしながら取り組んでみよう、というものです。
本来は1回2時間2,000円のゼミですが、GW限定で完全無料となります。
概要はこんな感じ。
開催日時
第1回 2022年5月1日(日) 9:30〜11:30
第2回 2022年5月3日(火) 9:30〜11:30
両方参加してもいいし、片方だけでももちろんOK。頭からお尻まで参加する必要もなく、顔を出せるタイミングや、気になる練習テーマのところだけ出てくれればいいよー、という、ユルッユルのゼミです。ああでも、黙って帰られると僕がちょっと切ないから、退室する時は声をかけるか、チャットをしていってくれるとうれしい。
一応それぞれ別々の開催になるので、参加申し込みのページが2つあります。詳細もこちらのページに書いているので、ぜひ覗いてみてください。
なお、両方参加したい!という方は、お手数ですがそれぞれのページで参加申し込みをお願いいたします。
申し込み(詳細説明)ページはこちら
オープン曲よみゼミ
もうひとつのゼミについても、先ほどと同じフォーマットの解説動画を作っています。
こちらもよかったら、参考にしてください。
オープン曲よみゼミの概要
「曲よみ」というのは、ひとつの楽曲を歌詞やタイトル、その他の背景情報といった、テキストベースの情報を元に、まるで本を読むように深読みしてみたり、妄想をしてみよう、という主旨の知的な遊びです。
一人で取り組んでもいいのですが、話しをより深く聞き取る役割の人(僕ですね)がいたり、他の人の読みを見聞きできる環境で行うと、自分でも驚くような読みやヒラメキと出会うことがあります。
「曲よみ」の素晴らしいところは、音楽を紐解くためのリスニングセンスや、音楽理論の知識が“ぼちぼち”あるいは“一切学んでいない”状態でも、日本語さえ読むことができれば、取り組むことができることです。
あと、単純に楽しい。「1番のAメロで語られていたこの記述が2番のサビで叫ばれていた主人公の心情の布石になっていた」とか、「なんだか不思議な記述だと思って調べてみたら、北欧神話に元ネタの逸話があるらしいことが分かった」とか、そういう繋がりの発見がめちゃめちゃ面白いのです。
それと、ちょっと大げさですが、「曲よみ」をすると人生が豊かになります。なりました。僕はYouTubeに一青窈の『ハナミズキ』の歌詞を読み込んだ曲よみ講座の動画をアップしているのですが、深読みした結果自分の生活や価値観と合致しすぎて、後半涙が止まらなくなりました。それまで何度も聴き、歌ったことさえあるのに、です。『ハナミズキ』を曲よみしたことで、僕の人世は少しだけ、でも確実に豊かになったのです。
「曲よみ」は決して音楽の全てを楽しむ方法ではありません。しかし、言葉という面から音楽を紐解き、発見の喜びを味わいながら感性を育むことには、大いに役立つと思われます。
こちらも通常2時間2,000円の有料開催のところ、今回の企画に限り無料となります。
開催日時・テーマ曲
2022年5月1日(日) 13:00〜15:00
この日に読む曲は、Jポップの定番オブ定番、スピッツの『チェリー』です。
ギター弾き語りをやり始めたらかなりの確立で一度は演奏を試みる、全国統一教科書的な楽曲ですが、その歌詞をじっくり読み込み、ストーリーを想い描き、あるいは妄想することをした人は、少ないんじゃないでしょうか。
シンプルな楽曲ほど、読む人によってその行間に投影する人生のシーンが変わります。どのようなチェリーの物語と出会えるか、楽しみにしていてください。
申し込みページはこちらから
さいごに
今回の記事は、2022年のゴールデンウィークに音楽教室的なアレで無料のゼミをやるよ、というお知らせでした。
今回リリースする「基礎練ゼミ」と「曲よみゼミ」ですが、実はこれまで僕が見聞きしてきた残念な音楽教室や講師へのカウンターコンテンツだったりします。
例えば、楽器を演奏する技術“しか”教えない教室や講師。ギターの奏法や、ボイストレーニングは押さえるけれど、それらの技術を使って何を表現するのか、表現したいのか、という表現の本質については、生徒に丸投げするというもの。
素敵な表現は素敵な感性から生まれるものと信じていますが、その感性を育むことをせず、酷い時は思うように成長しない生徒に対して人格を否定するような罵声を浴びせる講師もいました。
僕たちは技術を使うために表現するわけでも、講師を満足させるために表現するわけでもありません。表現は、心という土壌に感性の根が張り巡り、吸い上げた感動の養分が私という幹と、技という枝を伝って、色とりどりの花としてほとばしることです。つまり表現というのは、行為ではなく在り方である、ということです。
そういう在り方でいるためには、まずは自分が何をしても、どんなことを感じても、それを許容して肯定してもらえると信じられ、安心できる場があることが重要です。
技術はもちろん大切。歯を食いしばって練習を重ねる日も、きっとあるでしょう。でもその前に、豊かな感性を育むことや、自分の心理的な安全や安心感を感じられる場があることが、めちゃめちゃ大切だと思うのです。DIVE & JUMP 音楽CLUBは、音楽と共にある豊かな人生を歩む人にとっての、そういう場になることを目指しています。
こんな考え方に共感していただけたら、ぜひうちのゼミを覗きにきてください。お待ちしていますね。